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C215 ベンツCL55AMG 修理作業工程 パート2
2017年07月13日
ソケットにバルブを装着して、ヘッドライトに設けられたウインカー部にソケットを45度程度廻してロック。
しかし、その構造ゆえ、ソケット側及びライト側双方の接点不良を誘発し、長年使用していると土台側のプラスチック樹脂が接触抵抗により熱を帯び変形が発生。
ソケット側なら消耗品と割り切って交換を選択できても、ライト側=ランプユニットAssyのほうは、さすがにウインカーの接点不良如きで交換するのは躊躇う金額です。
この欠点は、メーカーも以前から認識しており、接点不良を起こすことを想定してランプ側の接点に頼らない対策ソケットが供給されています。
ソケットからダイレクトに配線が接続されており、車両側のフロントウインカー配線を結線。
これなら例えライト側の接点が焼けてしまっても、その接点に頼ることなく、また接続カプラー式なので接点不良のトラブルも回避できます。
…ただし、テールライト側の接点不良に対しては、対策ソケットのメーカー供給は確か存在していないので、交換が余儀なくされます…。
また、近年の車両ではLED化により、このような接触抵抗による接点不良等のトラブルは少なくなりました。
無事納車も完了しました!(^^)!
今後とも末永いお付き合い宜しくお願い致します。