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W216 ベンツCL600修理依頼〜パート1〜
2017年04月06日
お客様より修理依頼でお預かりした、CLクラスでは3代目にあたるC216型ベンツCL600ツインターボです。
メーター上にはチェックエンジンの警告ランプが点灯し、加速時の吹け上がりが悪くなった模様。
XENTRY(ベンツ純正メーカー製テスター)により、まずMEコントロールのDTC(故障履歴)を確認すると、No7シリンダーからNo12シリンダーまで左バンク全ての気筒が失火。
M275型のV12エンジンでは、イグニッションコイルが片バンク一体式のECIイグニッションモジュールが採用されています。
片バンクが全て失火する要因としては、実に様々な原因が考えられますが、600に限っていえばECIイグニッションモジュールによる片バンク失火トラブルは症例として多いのも事実。
次に続きます…