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スモールオーバーラップ

2013年10月10日

                      
米国IIHS(道路安全保険協会)は10月8日、メルセデスベンツ『Mクラス』の2014年モデルについて、「スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の衝突安全テストの結果を公表したのだ。


IIHSのスモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて、固定バリアに64km/hでぶつけるもの。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストだそうで、車両のメインフレームよりも外側に大きな衝撃がかかるため、厳しい判定を下されるモデルが多いらしい。

Mクラスの2014年モデル(2013年8月以降に生産)は、ドアシルなどの強化を施した。スモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ただし、脚への傷害レベルは4段階評価で上から2番目のACCEPTABLE(良)と判定されたという。

また、ボディの安全構造に対する評価も、4段階評価で上から2番目のACCEPTABLE(良)。IIHSはMクラスについて、スモールオーバーラップテスト時、ドライバーの生存空間がしっかり保たれている点を評価しているそうだ。

この結果、Mクラスのスモールオーバーラップテストの総合評価で、最高のGOOD(優)を獲得。IIHSから最高の衝突安全性を備えた「2013トップセーフティピック+」に認定されているという。

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