メルセデスベンツの高性能車部門、AMGが2013年3月、ジュネーブモーターショー13で発表した『A45 AMG』。同車をF1ドライバーのルイス・ハミルトン選手がテストする映像が、ネット上で公開されているのだそうだ。

A45 AMGは、新型メルセデスベンツ『Aクラス』の頂点に立つ高性能グレード。新型Aクラス用の排気量1991ccの直列4気筒ガソリン直噴ターボエンジンは、AMGがチューニング。最大出力360ps/6000rpm、最大トルク45.9kgm/2250-5000rpmに引き上げられたらしい。

360psものパワーは、メルセデスベンツの4WD、「4マチック」の最新世代バージョンによって、路面に伝達。この4マチックは7速デュアルクラッチトランスミッションの「7G-DCT」と一体設計され、リアアクスルにレイアウト。路面や走行条件に応じて、最適な駆動トルクを前後に配分するという。

A45 AMGの動力性能は、0‐100km/h加速が4.6秒、最高速が250km/h（リミッター作動）の実力で、もちろん、サスペンションやブレーキは強化。内外装もAMGらしいスポーティな雰囲気で仕上げられたそうだ。

メルセデスベンツAMGが6月26日、公式サイトを通じて配信した映像には、F1ドライバーのルイス・ハミルトン選手が登場し、サーキットでA45 AMGのパフォーマンスを、フルに引き出しているという。