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「ミュルザンヌ」
2013年03月21日
英国の高級車メーカー、ベントレーは3月5日、スイスで開催されたジュネーブモーターショー13において、『ミュルザンヌ』の一部改良モデルを初公開したのだ。
ミュルザンヌは2009年8月、米国カリフォルニア州で開催された「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」でデビューした。ベントレーのフラッグシップサルーンで、排気量6.75リットルのV型8気筒ガソリンツインターボを搭載していて、最大出力512psを引き出し、0-100km/h加速5.3秒、最高速296km/hのパフォーマンスを実現するそうだ。
今回のジュネーブモーターショー13において、ベントレーは、ミュルザンヌの一部改良モデルを発表した。その内容は、エンジンなどのメカニズムはそのままに、ラグジュアリー性の向上に重点が置かれたのである。
一部改良モデルでは、全車共通の変更点として、ボディカラーと内装色に、新色を設定し、室内の収納ボックスは、スマートフォンなどが入る設計に手直しを受けているという。
また、「Comfort Specification」と呼ばれるパッケージオプションを設定しており、後席のヘッドレストやアームレストが専用デザインとなり、乗員の快適性がいっそう追求されたのだそうだ。
さらに、パッケージオプションとして、「Entertainment Specification」も用意している。後席用のピクニックテーブルが装備され、アップル社のタブレット型端末、「iPad」やワイヤレスキーボードが固定できるデザインとし、最上級のオーディオ&エンターテインメントシステムも採用されているのだそうだ。