エアコンをOFFにしているにも関わらず、エアコンのブロアファンが最大回転で廻りっぱなしになってしまった…という案件。修理お預かりした、981モデル/ポルシェケイマンの点検です。

厄介なのはエアコン操作OFFだけに留まらず、エンジンを切っても廻りっぱなし…修理しなければバッテリーがすぐにあがってしまう状態です。

テスターでエアコン制御を確認しても特にエラーの検知は無く、実測値を確認してECU出力は正常に0Vを示しています。

ケイマンのエアコンブロアは助手席側のグローブボックスを取り外した奥にマウントされています。

今回の不具合は測定診断を進めた結果、ブロア回転数を制御するレジスターユニットの不良と判明。

純正部品は確か3〜4万程度です。リーズナブルな社外製品も多く出回っております。

レジスターユニット組み換え後は煩わしい設定等の処置も必要とせず、無事エアコンブロアの正常制御が復活です。