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クーラントサーモスタットの電気的故障/ベンツE250

2022年12月25日

Dレンジにシフトすると、不快な振動が伝わって気になる…という案件にて修理ご入庫頂いた、W212モデル/ベンツE250の点検です。

症状を確認したところ、おそらくエンジンマウントの劣化によるものと推測出来ましたが、念のためXENTRYテスターにて故障診断も併せて実施。

 

すると今回のご依頼内容とは因果関係が無いですが、クーラントサーモスタットの故障を現在値にて検知しているのが発覚。

年末年始のドライブにて、サーモスタットの不具合進行によりオーバーヒート等の危険性が無いとも言えないので、急遽作業の進行です。

 

E250に搭載されているM274エンジンでは、電気制御のサーモスタットがエンジンブロック左側面に設置されています。

 

その為まずは、インテークデストロビューター(インマニAssy)を車両より取り外して、クーラントサーモスタットにアプローチします。

 

新しいクーラントサーモスタットへと組替作業後は、XENTRYにてサーモスタットの制御テストを実行して、不具合が存在していないか確認点検。

 

もちろん当初の不快振動の発生源であるエンジンマウントもリフレッシュして、作業完了です。

 

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