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NOxセンサーの交換と認識値リセット/ベンツE350d
2022年06月14日
チェックエンジン警告ランプ点灯にて、修理作業を行った、W212型ベンツE350dです。
入力されているDTC(故障コード)を確認すると、NOxセンサーの妥当性異常を検知しています。
マフラーに直接取り付けられているNOxセンサーは、その名の通り排出ガス中のNOx=窒素酸化物濃度を長期間測定し、そのデーターからエンジンコントロールユニットが排ガス浄化装置の制御を行います。
今回のW212ではNOxセンサーが2個存在し、共に品番変更されたコントロールユニット内蔵のセンサーが必要となります。
このNOxセンサーは交換するだけでは作業完了とならず、新しいユニット内蔵センサーに対し、エンジンコントロールユニットの認識値をリセット処理が必要。
更にディーゼルモデルは、AdBlueメタリングの認識値リセットも行うことで、作業完了となります。