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NOxセンサーの不具合/ベンツC200
2022年06月03日
NOxセンサーの不具合/ベンツC200
チェックエンジン警告ランプが点灯した、W205型ベンツC200の作業です。
XENTRYにて入力されているDTC(故障コード)を確認すると、NOxセンサーの機能障害を検知しています。
マフラーに直接取り付けられているNOxセンサーは、その名の通り排出ガス中のNOx=窒素酸化物濃度を長期間測定し、そのデーターからMEユニットが排ガス浄化装置の制御を行います。
この「機能障害」等のエラーを検知している場合の多くは、診断をさらに進めた結果、NOxセンサー交換を必要とする故障事例が大半を占めます。
しかしベンツのNOxセンサーはコントロールユニットが内蔵されているため、約10万くらいする高価なセンサー部品となります。
その為、社外製品等での交換を希望される方もいらっしゃいますが、NOxセンサートラブルに対し後に品番変更された部品供給となっている車種も多く存在するので、UGでは基本純正部品への交換処置を推奨します。
社外製品のNOxセンサーに交換した場合、部品によってはMEコントロールユニットとのコミュニケーション機能に障害が発生し、認識作業を試みても解決しない等のトラブルも存在するので要注意です。