ブログ
BLOG
タービンクーラントラインの損傷/ベンツGL550
2022年04月13日
タービンクーラントラインの損傷/ベンツGL550
冷却水漏れトラブル、X166型ベンツGL550の修理作業です。
エンジンを始動させると、フロントカバー周辺に見えるクーラントライン辺りより冷却水が激しく漏れてきています。
この細いクーラントラインは左右バンクにあるタービンへと導かれるラインで、ツインターボエンジンであるM278系エンジンでは近年多く診うけられる症状です。
ウォーターポンプから左右バンクへと分岐されるこのラインは樹脂製の為、経年劣化で脆くなり破損してしまうトラブル。
それも一箇所だけでなく、他のラインも同様に劣化による破損が診うけられます。
条件的には同じなのでタービンクーラントライン破損トラブルの場合は、左右バンクIN/OUTライン全ての樹脂パイプをリフレッシュしておくのが賢明です。