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ウォーターポンプの悲鳴/ベンツG500
2020年04月03日
エンジンを廻すとガシャガシャとエンジンルーム内より異音を発する、W463型ベンツG500の点検です。
ゲレンデは年代によってバリエーションが多く存在し、今回の車両はV8/5リッターのM113型エンジンを搭載したモデル。
エンジンルームを覗くと、左バンクインテークダクトに飛び散った水の痕跡が伺えます。
エンジンを廻すとエンジンファンの回転軸が振れ、ファンベルトが削れてしまっている状態。
エンジンファンの回転軸プーリー=ウォーターポンプの軸が逝ってしまっている状態で、軸部から漏れ始めた冷却水が飛び散っています。
この状態のまま乗り続けると、短時間でファンベルト脱落による走行不能や冷却水漏れによるオーバーヒート等、危険なトラブルに見舞われる一歩手前です。
ウォーターポンプ廻りをリフレッシュした後は、DASによるECUチェックも行い無事納車完了です。
UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、アメ車のみならずベンツの修理も数多く承っております(2019y度 年間ベンツ修理入庫実績216台)
あらゆるクラスの各種故障診断はもちろん、ECU交換の際に必要なオンラインによるSCNコーディング等、ディーラーレベルの作業が可能です。
また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等も修理作業にて実施(例:一部の中古部品プログラム変更による同期/SBC作動時間超過に対するリセット処置等/その他TVアクティブ化やデイライト等の各種カスタムコーディング)
ベンツの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わず、お気軽にご連絡お願いします。