オルタネーターのワンウェイクラッチ/ベンツE250

出先で突然バッテリーあがりのトラブルが発生した、W212型ベンツE250の作業です。

テスター等を使用して充電回路を中心に診断すると、オルタネーターの発生電圧が13V前後しか示しておらず、それによりバッテリーの寿命が低下したと考えられます。

E250に搭載されているM274エンジンでは、オルタネーターがインテークマニに隠れるようにマウントされています。

その為、ブーストエアダクトやスロットルアクチュエーター等を取り外して、オルタネーターへとアクセスすることになります。

オルタネーターのプーリーはワンウェイクラッチになっており、減速時等でのエンジン回転変動がオルタネーターへと伝わらないようになっています。

その為、ワンウェイクラッチ付きプーリーのトラブルによって、異音が発生やクラッチトラブルによる回転伝達不良＝発生電圧低下トラブルの原因にもなり得ます。

今回は比較的リーズナブルなBOSCH製OEMオルタネーターが入手できたので、オルタネーターAssyにて組替作業対処。