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基準温度を下回るサーモスタット/ベンツGLA45

2022年02月18日

チェックエンジン警告の点灯にて、修理ご入庫頂いた、W156モデルのベンツGLA45/AMGの作業です。

 

MEコントロールユニットに入力されているDTC(故障コード)を確認すると、冷却水温度がサーモスタットの基準値を下回る不具合を検知しています。

 

サーモスタットの制御テストプロセスを約1時間かけて行った結果、サーモスタットの機械的不具合により交換が妥当と判明。

 

M133エンジンのサーモスタットは、ケース一体の比較的大きな部品。

 

しかしエンジンルームに所せましと搭載されたAMG/M133エンジンでは、その存在箇所が非分解状態での目視では全く確認できません。

 

ブーストエアディストロビューターに隠されるように、エンジンブロック側面にマウントされているサーモスタットユニット。

 

その為、インテーク廻り&エキゾースト周りはもちろん、オイルセパレーター構成部品一式やインタークーラー構成部品等、かなり多くの部品点数の取り外しが必要となります。

 

サーモスタット交換後は冷却水の補充&エア抜きはもちろん、水冷式インタークーラーパーツ脱着に伴い低温回路のエア抜きも循環ポンプを駆動させて実行

 

おそらく近年の車では、最もサーモスタット交換の難易度が高いエンジンでは無いかと思われます。

ベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、各クラスのベンツ修理も数多く承っております!

あらゆるクラスの各種故障診断はもちろん、ECU交換の際に必要なSCNコーディング/各種プログラム作業も自社にて実施。

また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等(カスタムコーディング)も修理作業にて実施しています。

ベンツの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わず、お気軽にご連絡お願いします。

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